Scholar Minakata Kumagusu made contributions to biology, folklore and other fields. He laid the foundation for environmental conservation in Japan. We explore the environments that inspired his work.

熊野が育んだ“知の巨人”南方熊楠。まだ世の中に環境という概念が浸透していなかった時代に政府の神社合祀に反対し、日本でエコロジーの考え方を展開した孤高の博物学者だ。粘菌の研究でも知られ、昭和天皇たっての望みでご進講したことも。その知的好奇心はあらゆる分野に及び、森での野外調査や民間伝承の研究を通して、森羅万象のつながりを独自の視点で見出していった。熊楠が熊野の森で見つけた宇宙をバラカンが追体験する。