あゆみ（鈴木紗理奈）の母はかつて立栄学院付属小学校の校長だった。母から蔑ろにされて育ったあゆみは、１８年前に滋郎（徳井優）と謀り…。そして、そのあゆみの家には「先生を守れ」と続々とクラスの生徒達が集まってくる。犯人が指定してきた３億円支払い期日の早朝、桐子（財前直見）は白砂（内藤剛志）と共にジムでトレーニング中の宮部（羽場裕一）の元を訪れ、脅迫ともとれるような強引な捜査で宮部を揺さぶるが、宮部は顔色一つ変えない。白砂は桐子のやり方に憤り、１人で署へ戻ってしまう。高野家では啓（村井克行）が宮部を告発するホームページを発見するが、舞（森口瑤子）は逆に啓を責める。そしてこれまで２人が目をそらしながらも続けていた夫婦関係の破綻が、遂にはっきりしてしまう…。その頃、桐子は滋郎（徳井優）のオフィスを訪ね、「由利恭平」名義の書類を発見する。緒沢（生瀬勝久）の調査で由利は１０年ほど前にモデルをやっていたが、その後の行方が分からなくなっていることが判明する。署に戻った白砂は、滋郎殺害現場に残された赤いリボンの謎を解く。そして、２人目の便乗犯の正体に気付いた白砂が向かったのは…。